「自分の専門以外、
だれとも話せていない」
博士課程の学生や若手研究者にとって、日常はひとつの研究室、ひとつの専門領域のなかで完結しがちです。 毎日顔を合わせるのは指導教員と同じゼミの仲間だけ。 廊下ですれ違う他学部の研究者が、何を研究しているのかさえ知らないまま月日が過ぎていきます。
「自分のデータ解析に詳しい人が他の学部にいるかもしれない」「隣の研究室と組んだら面白い発見があるかも」—— そんなことを感じながらも、きっかけがなくて動き出せない。 そういう経験、きっとあなたにも覚えがあるのではないでしょうか。
学問はもともと、専門の壁をやすやすと越えるところに面白さがあります。 でも組織の構造上、その「越え方」を教えてもらう場がなかなかありません。